2009年 ラオス国際協力研修レポート

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豊かさ再考~豊かさはどこからくるのか?~

2004年より学習院女子大学で行われているラオス国際協力研修も6年目となり、今回で10回目の実施となりました。今年の研修は、8月4日から12日の9日間で、ベトナム経由でラオス入りをしました。訪問先は昨年まで訪れていた村とは異なり、ラオス北部の古都ルアンパバンから車で4時間ほど離れたソフバン村です。

今回の研修の目的は、「豊かさ再考~豊かさはどこからくるのか?~」です。今までの研修参加者が一様に"ラオスの豊かさ"を感じていながら、これまではこのテーマに焦点を置いて深く考えたことがありませんでした。そのため、研修実施10回目の節目の今年は、私たちが感じるラオスの豊かさを具体的に検証し、その背景を探ることにしました。

「豊かさ再考~豊かさはどこからくるのか?~」この結論を導き出すために、私たちはまず人間関係、生活環境、教育の三本柱を掲げました。そしてこの三つの視点から豊かさについて考察を行うためにワークショップやアンケート調査を行いました。私たちはこれらの活動を通じて、人と人との繋がりから来る思いやりや優しさ、気配りの心を感じ、自分達の生活を省みるきっかけを得ました。

また、今年の新たな試みとして、私たちはラオス現地での研修前に新潟県の真荻平と伏野という農村で国内研修を行いました。ラオスを訪れ、その豊かさを認識すると、しばしば「日本はどうなのだろう...」とこれまでの研修参加者は考えました。世界トップレベルの豊かな国、日本の豊かさについても、この新潟の研修で今年はじめて考えてみました。

これらの新潟、ラオスでの活動を含めて「ラオス国際協力研修」としています。「国際協力」というと、一般的に「支援、援助、ボランティア」をすると考えがちですが、学習院女子大学の「ラオス国際協力研修」ではボランティアや援助活動は行いません。私たちの研修では、「相互交流」による「体験」や「情報交換・共有」を大切にしています。はじめて訪れるラオスで「ふつう」の生活をし、そこから「共生」していることを意識し、私たちが地球市民の一人として担う役割・責任を考え、行動をおこす。これが国際協力の原点と考えています

最後になりましたが、第10回学習院女子大学ラオス国際協力研修を実施するにあたり、本当に多くの方々からの御協力とサポートをしていただいたことに心から感謝申し上げます。

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