2008年 ラオス国際協力研修レポート

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変わりゆくラオスの農村での国際交流の意義を考える〜テレビ・トイレを中心として〜

ラオス国際協力研修は、今年で8回目の実施となりました。期間は8月3日から12日までの10日間、首都ビエンチャンと南部にあるパクセの2ヶ所で実施、主たる活動はラオスの伝統的な農村でのホームステイです。今回の研修では、昨年のテーマであった「トイレと国際交流」を継続して取り上げながら新たに「テレビ」も研修テーマに取り入れました。

昨年はじめてホームステイをした村にはトイレがなく、私たちの滞在のために、2つのトイレを設置していただきました。外部からの訪問者のニーズのためのトイレの設置が、村の人々の生活にどのような影響をもたらしたのかを、今年は研究しました。また、村には電気が引かれ、人々の生活に様々な変化が起こっています。その1つは、テレビが生活の中に入ったということです。昨年はテレビが導入され始めたばかりで、皆テレビに夢中でコミュニケーションがあまり取れなかった事もあり、今回は、テレビが村人、家族へ与える影響についても研究をしています。

日本ではテレビがある生活は当たり前で、その娯楽性と同時にテレビによる家族間のコミュニケーションの減少、犯罪との関係性も指摘、懸念されています。これらの事実からテレビのメリット・デメリットを研修参加者が改めて考え、かつ、それを村人と共有しました。この共有体験を通して、ラオスの人々がテレビとの付き合い方を考えるきっかけにしてもらうことも、今回の研修の大きな目的の1つです。

また、ラオス研修は現地での活動のみならず、ラオスへの渡航前後の活動が非常に充実しています。渡航前の3ヶ月間では、ラオスを知るために勉強会やディスカッションを行い、ラオスや国際協力についての理解を深めました。また、現地での交流をより良いものにするために、目的を設定して活動の準備を行いました。

ラオスから帰国した後は、ラオスで体験、考えたことを活かしながら、東京都内の中学校・高等学校で開発教育プログラムを、大学の学園祭では、報告会を実施しました。それ以降も、NGOのボランティアとして活動したり、開発途上国への募金活動など様々な活動を行っています。

この研修を通じ、学生は確実に、国際的な視野を持った人間へと成長します。このことは、学生の将来にとってかけがえのない財産となることでしょう。

学習院女子大学では、今後もこの活動を通じ、"地球市民の一人"として国際協力に貢献していきます。

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